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院長コラム

Column

横浜市の「乳がん検診」に対する当院の取り組み


当院は、横浜市乳がん検診が受診できるクリニックです。

横浜市乳がん検診では、主に受診したクリニックの医師が判定する1次読影と、医師会館で別の読影資格を持った医師が判定する2次読影があります。

 この2回の読影を通して、受診された方の検診を判定しております。

 ただ、最終結果が出るのに1か月から1か月半かかることもあります。

 

 当院では、検査当日に1次読影の画像を見てもらいながら、1次読影の判定結果をお伝えしております。

 最終結果まで不安を持ち越さず、当日検査結果をお話して安心して帰宅してもらうようにしております。

 1次読影で明らかな異常を認めた時は、患者様と相談し2次読影の結果を待たずに、早めに精密検査を行うようにしております。

 また1次読影は異常なし、2次読影で精密検査の判定となる場合も、まれにあります。その場合は早めに連絡し来院して頂き、精密検査を受けてもらっています。

 

 2次読影が終了し最終的な判定が出たら、最終結果と乳房の構成をお伝えしております。ご自身の乳房の構成をお知らせしております。ご自分の乳房の構成を知ってもらうことで今後の検診や診療に生かしてもらうためでもあります。

検診結果と乳房の構成を記載した当院オリジナルの所見用紙を 横浜市乳がん検診所定の検診結果用紙とともにお渡ししております。

 

 以上、横浜市乳がん検診に関して数回に渡り記載いたしました。

 皆様に、横浜市乳がん検診のメリットが伝わっていたら嬉しいです。

 乳がん検診をお考えの方は、横浜市乳がん検診など、各自治体主催の検診をうまく活用し、ご自身の健康増進につなげていくことをおすすめいたします。

 

山上 良院長
記事監修
院長 山上 良

大阪市立大学医学部卒業。
日本外科学会専門医、日本乳癌学会乳腺専門医、乳がん検診マンモグラフィ読影認定医、乳がん検診超音波検査実施・判定医、日本癌治療認定医機構癌治療認定医。

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