MRI検査は当院では実施しておりませんが、乳癌検診や画像検査で異常があった場合に、追加で行うことがあります。
当院では提携の検査施設で検査を受けてもらうことが多いです。
乳房MRI(磁気共鳴画像)検査
検査できない方
- 今までに体内電子装置を埋め込む手術をしている。(着脱できない体表装置も含む。)
例:心臓ペースメーカー・植え込み型除細動器・可変式バルブシャント・脊髄刺激装置・人工内耳・神経刺激装置 インスリンポンプ装置等
- 磁性体の整形外科用金属、血管クリップ・コイル、1970 年以前の心臓人工弁を使用している。
- ステント留置手術を行ってから8週間以内である。
- その他MRI検査非対応の体内金属がある。
- 重度の閉所恐怖症である。
- 30分安静にしていることができない。
- 磁石式歯科インプラントを使用している。
- 次のものが検査部位もしくは周辺にある。(例:刺青・体内置き針・美容金糸・銃弾破片等)
- 妊娠中または妊娠の可能性がある。
MRI造影剤の禁忌
- 造影剤の成分またはガドリニウム造影剤に対し過敏症の既往歴のある患者
- 一般状態の極度に悪い患者
- 気管支喘息のある患者
- 重篤な肝障害・腎障害のある患者
- 授乳中である
☆ 月経開始日後 5~12日目に撮像することを強く推奨 ☆
検査方法
- ①患者様は検査着に着替えてもらい、造影剤を注入するための点滴の準備をします
- ②MRI装置の上に置いてある乳房専用コイルと呼ばれるものに、うつ伏せになり左右の乳房を入ます
- ③そのままうつ伏せの姿勢で寝ていただき体を動かないように固定します
- ④長いトンネルの中で,工事現場のような様々な機械音を出しながら断片的に撮影を行います
- ⑤体勢はそのままで造影剤を入れます→しばらく同様に撮影します
検査中に気分が悪くなった場合には,インターホンなどの連絡装置がありますので安心して検査を受けて下さい。
*検査時間はこの状態で約30~60分かかります