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胃カメラ検査

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胃カメラ検査胃カメラ検査

胃カメラ検査

当院では、横浜市胃がん健診、ヘリコバクターピロリ菌の検査と除菌療法や、胃の症状がある方の胃カメラ検査ができます。
また、患者さまの苦痛が少ない経鼻内視鏡(直径5~6㎜)を使用した胃カメラ検査を行っています。当院では患者さまに苦痛の少ない経鼻内視鏡検査を受けていただき、早期発見につとめています。経鼻内視鏡検査の偶発症は、0.024%と非常に確率は低く、安全に行える検査です。

胃カメラ検査は正式には「上部消化管内視鏡検査」といい、カメラを口や鼻から入れ食道や胃等の状態を直接見て調べる検査のことをいいます。この検査は胃がん・食道がんの早期発見や食道・胃・十二指腸に発生した潰瘍、炎症、ポリープなどを診断するために行います。画像検査だけでは、良性や悪性の診断が困難な場合は、精密検査として病変の一部を採取することがあります。
その組織を顕微鏡で観察し、がんであるかないか、ピロリ菌がいるかいないかを調べることができます。

経鼻内視鏡検査のメリット

  • ①苦痛・負担が少ない:従来の口から入れる内視鏡と比べて、かなり細いため、苦痛・負担が少ないです。
  • ②吐き気が少ない:内視鏡が舌の付け根を通らないので、吐き気をほとんど感じずに検査を受けることができます。
  • ③検査中も会話ができる:検査中も会話ができるので安心感があります。
  • ④麻酔による事故が少ない:経口内視鏡に比べて少ない麻酔量なので、麻酔事故のリスクを減らせます。

※当院では安定剤、麻酔使用による意識のない状態での検査は行っておりません。

経鼻内視鏡のデメリット

  • ①鼻からの出血など、損傷のリスクがあるため、鼻の疾患がある方は避けた方が良いです。
  • ②鎮静剤を使わないので、不安が強い人は辛いかもしれません。
  • ③鉗子口が小さいためポリープ手術をすることができません。

検診費用について

胃カメラ(自費)

  • 胃カメラのみ15000円(税込)

当院の内視鏡装置

経鼻内視鏡検査

当院では、富士フイルム社製の「EP-6000」を使用しております。
この機種には、臓器の粘膜表層の微細な血管や、粘膜の微細な構造などを強調して表示する機能である「BLI」(Blue Light Imaging)や、画像の赤色領域のわずかな色の違いを強調して表示する機能「LCI」(Linked Color Imaging)といった画像強調機能により、微小な病変の発見をサポートするLED光源搭載内視鏡システムの内視鏡装置です。

胃カメラのファイバーに関して

富士フィルム社製の「上部消化管用 経鼻スコープ EG-6400N」を使用しております。ファイバーの直径の大きさは外径5.8mmです。
経鼻内視鏡(鼻からの胃カメラ検査)では、鼻からの誘導となりますので、吐き気が起こりにくく、会話をしながら検査ができる事が利点です。充分に鼻腔へ麻酔を実施してから、経鼻内視鏡を使用して食道、胃、十二指腸の観察を行います。

当院では苦痛の少ない経鼻内視鏡検査を実施しております。鼻から内視鏡を入れると、咽頭への刺激が少ないので、「オエッ」となる嘔吐反射が生じにくいです。口からの内視鏡検査より、楽に検査を受けることができるます。最近は検診の内視鏡検査としても広まってきています。
また、検査中も会話が可能なので、医師と自由にお話できるので安心して検査を受けていただけます。苦痛が少ないので、基本的には、鎮痙剤、鎮静剤を使用する必要がありません。

胃内視鏡(胃カメラ)検査でわかる代表的な疾患

逆流性食道炎

逆流性食道炎とは、胃の中から胃液と混ざり合った食べ物、 酸性度の高い胃液そのものが食道に逆流することで生じる病気です。
胃液は胃酸ともいわれ酸性度が高いので、食道に逆流すると、食道の粘膜を刺激して炎症を生じます。こうして生じた食道の炎症を逆流性食道炎といいます。炎症を起こし食道の粘膜がただれたり、潰瘍ができたりします。胸やけや食欲不振などの症状を生じます。これまでは高齢者に多い病気とされてましたが、最近は若い方にも増えています。

胃炎

胃炎には急性胃炎、慢性胃炎、神経性胃炎などがあります。

急性胃炎

暴飲暴食、ウイルス感染、ピロリ菌の感染、ストレス、食中毒、アレルギーなど様々な原因がります。強い胃痛に加え、嘔気・嘔吐・下痢なども伴うこともあります。特にひどい場合は吐血を起こすこともあります。

慢性胃炎

原因の多くにがピロリ菌の感染によるものがあります。鎮痛剤など非ステロイド性抗炎症薬や慢性的なストレスにより生じることもあります。胃もたれや胃痛、胸やけ、げっぷなどが慢性的にみられることもあります。

神経性胃炎

精神的なストレスや過労により、自律神経がバランスを崩して生じるとされています。自律神経の働きが乱れることで、胃酸が過剰に分泌され生じるます。胃痛のほかに、のどの不快感や胸やけなどを訴える患者さんもいます。

胃がん

日本全国で一年間に約13万人が罹患するといわれています。胃がんは、50歳以上の男性に多くみられます。女性では、乳がん、大腸がんに次いで3番目に多いがんです
胃がんは早期には自覚症状に乏しく、進行しても無症状の方もおられるので注意が必要です。胃癌のリスクは、ヘリコバクター・ピロリ菌の感染、喫煙、塩分の過剰摂取、野菜・果物の摂取不足などです。
早期発見のために、毎年の胃カメラ検査をおすすめいたします。

胃カメラの検査では、上記以外に胃潰瘍、胃のポリープ、十二指腸潰瘍など多くの疾患を診断することができます。

当院では横浜市の乳がん検診と、横浜市の胃がん検診(胃カメラによる検診)、横浜市大腸癌検診(便潜血検査)も実施しております。