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細胞診と針生検

Cytodiagnosis and Needle biopsy

細胞診と針生検

当院では、画像検査で確認された腫瘍(しこり)などの性質を確認し、細胞診検査や、針生検検査といった病理検査を行っています。
これらは、良性や悪性の判定をしたり、腫瘍の性質を詳しく調べるための検査です。

細胞診検査

  • ①対象組織を超音波で確認します
  • ②皮膚を消毒します
  • ③超音波で確認しながら針を刺し注射器で陰圧をかけ細胞を吸引します
    ※針は採血するものと同じぐらいの細い針を用いますので、麻酔は基本行いません
  • ④針は抜かず、角度を変え何回か陰圧をかけ細胞を吸引します
  • ⑤針を抜き止血します
  • ⑥採取した細胞を検査に出します

細胞診検査の流れ

検査後:過度な運動は避けるのみで、日常生活には特に制限は不要。入浴も可能

針生検

  • ①対象組織を超音波で確認します
  • ②皮膚を消毒します
  • ③皮膚と針が進む方向に局所麻酔をします
  • ④皮膚をメスで数ミリ切開します
  • ⑤切開した皮膚から針を挿入します ※針はボールペンの芯ぐらいの太さです
  • ⑥組織採取(ファイアー)します
    ※このときバチンと大きな音がし、振動と多少の疼痛を伴うことがあります
  • ⑦針を抜き組織を処理します
  • ⑧⑤~⑥の操作を数回繰り返します
  • ⑨針を抜き約5分圧迫止血します

針生検の流れ

検査後:過度な運動は避けるべきだが、日常生活は問題ありません。シャワーは可能
※抗血栓薬を飲んでいる場合では,検査数日前から内服を中止することがあります。(アスピリン・ワーファリンなど)