院長コラム
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緊急事態宣言も解除されて、少し以前の日常を取り返したようになってきましたね。
まだまだ、新型コロナウイルスには気をつけて、過ごしていく必要はありますが、世の中も少し落ち着きを取り戻し、活気が戻ってきたようにも思います。通勤時の電車も混んできた気がします。
いままで、自分の健康は二の次にして、いろいろなことに気をつかって暮らしてこられた方も多いと思います。
世の中がが少し落ち着いた様子もあります。少し落ち着いた機会に、皆様も自分自身の健康にも目を向けてみてはいかがでしょうか?
皆さまが健康に気を配るための一つの手段に、自治体が行っている検診があります。
横浜市も乳がん検診をはじめ各種検診を行っております。
横浜市乳がん検診は、40歳以上の方が対象で2年に一回受診できます。
また、横浜市乳がん検診には2つのコースがあります。
一つは、触診とマンモグラフィ検査のコース(自己負担額:1370円)、
もう一つは、触診なしでマンモグラフィ検査を受けてもらうコース(自己負担額680円)があります。 (無料クーポンをお持ちの方は、無料で受診できます。)
横浜市乳がん検診は、マンモグラフィ画像の判定を2重に実施しておりますので、とても信頼できる検診です。まず、撮影した施設で読影し、その後、医師会で再度判定のチェックを行っております。ですので、最終判定まで1か月以上かかることもあります。
当クリニックでは、まず撮影した当日に受診者の皆様へ結果を説明しております。
また、2次読影で判定が変わることがあれば、適宜お知らせしております。
ご希望の方には、オプションで超音波検査も追加できます。
(横浜市乳がん検診と一緒に超音波検査をご希望の場合は、オプションは3500円となります)
受診当日の結果で、所見があった場合は、必要の応じて細胞診検査や、針生検などの精密検査に進むこともあります。
当クリニックでは、横浜市乳がん検診の予約枠も充分に用意しております。当日思い立った時に受診できる場合も多いので、WEB予約または電話でのお問い合わせをおすすめいたします。
さらに、当クリニックでは、内視鏡による横浜市胃がん検診も実施しております。
横浜市胃がん検診は50歳以上の方が対象で、自己負担額は3140円です。
内視鏡による胃がん検診は、まず胃カメラの説明などもありますので、一度受診していただき、説明を聞いていただき、後日検査を行う流れになっております。
例えば、乳がん検診を受けた際に、胃カメラ検診の説明を聞いていただき、後日、胃カメラ検査を受けてもらうことも可能です。
定期的な検診を受けて、自分自身の体を大切にして、健康に毎日を過ごしていきましょう。
大阪市立大学医学部卒業。
日本外科学会専門医、日本乳癌学会乳腺専門医、乳がん検診マンモグラフィ読影認定医、乳がん検診超音波検査実施・判定医、日本癌治療認定医機構癌治療認定医。